「もしも」に備えてますか?

こんにちは、マローキャットクリニックの谷内です。気温がぐっと下がり、体調を崩しやすのでお気をつけください。

 首都直下型地震や南海トラフ沖地震などが近いうちに起こると言われていますが、準備はできていますか?人間のものだけでなく、猫ちゃんの「もしも」のための備えをしておきましょう。

 人間の衣類や水、食料などは公共施設に備蓄があり比較的手に入りやすいですが、猫ちゃんは引受け先を見つけるのも一苦労しそうですよね。なるべくストレスなく過ごしてもらうために飼い主様が出来ることはやっておきましょう。

  • 避難用ケージ:折りたためるタイプがあります。
  • 避難用トイレ、トイレ砂
  • 水:普通のミネラルウォーターで十分です(軟水)。
  • フード:すぐに購入できるか分からないので1週間分あると良いと思います。
  • ワクチン証明書
  • 常備薬

 避難時猫ちゃんが逃げてしまうことがあります。再会の確率を少しでもあげるため以下の事を検討してみてください。

  • マイクロチップの挿入:背中に埋め込み、獣医師がデータベースにアクセスして飼い主様や住所が判明します。MRIの検査などでは摘出する必要があるのが欠点です。
  • 首輪:最近では大きな力がかかると外れるタイプが多いので、首が引っかかってしまう事は少ないと思います。慣れないと嫌がる、外れてしまうのが欠点です。
  • 緊急情報カード:お財布などの普段持ち歩いているものに入れておきましょう。飼い主様の身に何かあったときのために持っておくと良いです。